バイリンガリズムと知能について(5)まとめ
5.まとめ
バイリンガルな子どもたちを育てるために必要なことは、どの言語も中途半端に教えないことみたいですね。だから、日本語を教えるなら自身を持って、しっかり教えてあげることが大切です。 日本語もできて、中国語もできて賢くなっちゃうならとっても子どもにとって多少大変でもラッキーなこと。言葉が多く話せれば世界も広がるし、考え方も柔軟になるという研究結果もでています。 せっかくバイリンガルなら、敷居の3階まであげてあげたいですよね。がんばりましょう。(自分自身にも言い聞かせていたりして)
参考文献
迫田久美子(2002)『日本語教育に生かす第二言語習得研究』、アルク。
中島和子(1998)『バイリンガル教育の方法 12歳までに親と教師ができること』、アルク。
ベーカー,コリン、岡秀雄訳・編(1996)『バイリンガル教育と第二言語習得』、大修館書店Baker,C(1993). Foundations of Bilingual Education and Bilingualism. Clevedon: Multiligual Matters.
山本雅代(2002)『バイリンガルはどのようにして言語を習得するのか』、明石書店。
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